baselineReview/Game

アクションゲームオンチの雑魚ゴッドイーターが、スピアでハンニバル神速種に挑む。

《作成・2014-03-17》   
[GE2]
ハンニバル神速種のアプデ追加が出て早一ヶ月近く、完全に期を逃した感あるけれど、雑魚ゴッドイーターである私がハンニバル神速種に挑んでみたよ。

ハンニバル神速種ってなんなのよ

アプデ1.20より追加されたやさぐれリンドウさんのエピソード「漆黒の捕食者」に出てくる、ハンニバルをただ早くしたような感じのアラガミ。ただし、ラストミッションの「亡国の血戦」はこのハンニバル神速種と神機兵格納庫ステージでタイマンという謎の縛りが入っており、一部の(私を含めた)ゲーム苦手プレイヤーを絶望に陥れたアラガミである。

結局ハンニバル神速種の何がアレか

ハンニバル神速種の基本行動ルーチンは、通常のハンニバルと同一ではある。だが、そのスピードが(ダウン時なども含めて)高速化されているので、通常種で見てからガード出来る攻撃でも、神速種相手だと余裕で間に合わないことが多々。
行動スピードが早い=隙がない、といえるので、普段コンボ主体のスタイルやブラッドアーツで戦ってる人は苦戦するかもしれない。

スピア以外の武器でやってみた感触

(前作から使ってた)ショートはキャンセルできるタイミングが多く、離脱接近が容易なので放置。 ほとんど使ったことのない(10回未満)バスター「封印サレシ氷ノ剣 修」(最後まで行ってなくてすまんな)で挑んでみたところ、意外にもクリアできたので、案外やりやすい武器なのかもしれない。ちなみに攻略法としては、 BA「スラッシュレイド」(ダッシュ攻撃)を、神速種の頭から篭手のついてない方に向かうように斬りつける、という単純明快な攻略法である。
ハンマー? アレは俺の使える武器じゃない(超苦手)。

で、チャージスピアである

そもそもチャージスピアは、チャージ攻撃後のコンボでダメージを稼ぐ武器だが、神速種相手の場合その猶予がない。 そういう理由もあって、ブラッドアーツは「クリムゾングライド」系の単発系か、出の早い□攻撃「暴風圏」系、あるいは「ペインスティンガー」になる。ただしペインスティンガーに関しては、三段目の△攻撃のモーションが微妙に遅いため、被弾するおそれがあるので二段目で止めておくのが無難か。
使用武器は、正直神速種の弱点属性がわからないのでなんとも言えないが、侵蝕種と同じだろうと考えマータさん槍である氷属性「虎槍 女皇」を使用。この武器はスキル面も優秀で【スタミナ↑大 ステップ距離↑ ステップマスター】がつく。
あるいは剣貫単属性の高めの「クロガネ槍輝奔」(溜め動作速度UP 近接特殊攻撃威力↑ 【B】コンボマスター スタミナ↑中と、「クリムゾングライド」運用にはもってこい)や「ツヴァイヘンダー」(溜め動作速度UP JGST回復 バースト時間↑ アスリート)などでもいいかもしれない。(攻撃力最大の完全暴走「穿槍リトクリーヴ」を使いたいところだが、スキルが全てバーストスキルなので、今回の攻略には向かないか)

その他の装備・スキル

狙いによっては異なるが、ノーダメージを狙うなら盾はタワシ一択(超絶回避が可能ならいらないけど)。取り敢えずクリアを狙うにしても、事故の際のダメージ軽減としても能力値の高い「剛炎タワー 極」で「体力↑大」をつけるのもオススメ。
ただし、タワシ装備の場合、「ガード速度↑」は欲しいところ。もっとも、間に合わないものは間に合わないのだが。
それと総じて言えるのが、スタミナ管理のスキルの重要性。ハンニバル神速種はとにかく早く、回避にしろガードにしろ、神速種のスピードに合わせて動いているとスタミナが少なくなっている→事故死ということがあるので。「スタミナ自動回復量」「アスリート」あたりがあると心強い。(スタミナ切れが死に直結する可能性がある時点で、「整息」はあまり必要ないか)
逆にスタミナ使用系の「トリガーハッピー」「全力攻撃」はあまりオススメできないだろう、多分。
アイテム使用前提での攻略をする場合、回復アイテムはスタングレネードを発動してから使用するのが安全。ただ、慣れてくると相手の隙を見てアイテムの使用が出来るようになりはする。アイテム使用速度↑が付いているなら、生存率も大きくなるだろう。
あとこれは個人的に好きな戦法なのだけど、前作のDLCであった「高鬼」というミッションで重宝した、「ガード範囲」。これを付けた状態のタワシで、敵と逆の方向を向いて攻撃を受けると、ノックバックで相手に近づく。これを利用して、往復ブレス攻撃・逆鱗破壊後のファイアストームで相手に近づいていく、ということが可能。なかなかシュールな絵面ではあるが。
ちなみに一度ノーコンでクリアすると、「神速の護り」(溜め動作速度UP、アイテム使用速度↑、ガード速度↑)という対神速種用のような強化パーツが作れるようになる。

対ハンニバル神速種の基本立ち回り

対ハンニバル神速種において重要なのは、基本、向かって左(ハンニバルの篭手の無い方)に動く、ということ。詳しくは後述。
そして相手の挙動と状況をよく見、ガードすべき攻撃かステップで避ける攻撃、あるいはジャンプで避ける攻撃かを瞬時に判断すること。また、攻撃を食らってしまった場合に、受け身をとるかとらないかの判断を瞬時にすること。基本的にGEでの攻撃は一度食らうとその攻撃判定が無くなる場合があるが、神速種はそのスピードから「攻撃回数が多くなる=攻撃判定数が多い」ため、すぐに起き上がると複数ヒットすることがある。ダメージを受けた場合は、ダウン時の無敵時間を有効に使い追撃を凌ぎたい。
理想としてはスピアとしての利点であるリーチを上手く使い、穂先が当たるか当たらないかの場所に張り付く。攻撃する箇所は、転ばせる為に右手か右足。
転倒後は頭(または逆鱗)を攻撃して破壊しておきたいところ。(「ペインスティンガー」の場合は、頭は破壊後でないと最大エフェクトで攻撃入らない)
……とまあ、普段の対アラガミも共通して言えることではあるのだけど、ハンニバル神速種はリスポーン無しで挑む必要があるため、より臆病になるくらいで丁度いい。
それと最後に三つ。死ぬな。死にそうになったら逃げろ。そんで隠れろ。運が良ければ不意を突いてぶっ殺せ。……あ、これじゃ4つか。HAHAHA(テンプレ)

対神速種の行動別立ち回り

■なぎ払い

左手(篭手のついてる方)での、おそらく最速の攻撃。予備動作がほとんどないため、目視からの回避・防御はほぼ無理。ただし、相手の篭手のない方(以後、左側)にいれば当たらないので、
川´_ゝ`)<何、気にすることはない。
詰まった場所で神速種の右側にいてしまった場合、深追いせずにとにかくガードすること。

■両手なぎ払い

これは左側にいても攻撃範囲内なのだが、左手→右手という順に攻撃してくるので目視からのガードor回避が可能。

■ファイアブレス

篭手側→反対側→ワンテンポ置いて逆の動きをする攻撃。この攻撃も、ハンニバル左側にいると目視からの対応が出来るので、最大の捕食チャンス。
ちなみに、神速種の首元には攻撃判定がないらしく、チャージグライドや範囲拡大したガードで潜り込むことが可能。しかしそこまでして潜り込む必要はない。

■しっぽなぎ払い

わりと対処しづらい攻撃。地味に高いところまで攻撃判定があり、単純なジャンプじゃ避けられないので、ガードが安定か。
スピアのリーチギリギリの場所にいれば、かなりかわしやすくなる。

■突進

ハンニバルと距離を取ってると使ってくるような気がする、両手を広げて飛んでくるアレ。
距離が長ければ長いほど、微ホーミングがかかってて避けにくい。ベタな方法としては、気持ち緩急をつける形で、突っ込んでくると同時にダッシュする。
「ステップ距離↑」がついた状態で、走り→飛び込みの瞬間にステップで避けられることは確認したけれど、左右の攻撃判定が広いので過信はできない。

■壊劫球

3WAYショット。攻撃範囲幅が広く、横方向に微ホーミングもかかってるので、タイミングを見てジャンプで回避が安定。ただし、注意点があるので後述。

■火柱(二種)

火柱の上がる影を召喚する。二種類あって、ひとつはプレイヤーの足元に影が出て数フレーム後に火柱が上がるものと、ハンニバルの下から影が出てホーミングしつつ火柱を上げるもの。
前者は動きまわっていればさほど脅威はないが、問題は後者。ダッシュしなければ追いつかれるくらいのスピードでホーミングしてくるため、スタミナ消費に注意が必要。また、よく火柱→壊劫球や火柱→槍跳躍と繋げてくるので、ハンニバルから目をはずさないこと。
更に、後者の火柱は三回上がるらしく、一回目を食らってしまった場合に受け身を取ると、二回目以降の火柱にも当たってむしろ大ダメージ、ということがあるので注意。食らった時は起き上がるタイミングを見ること。

■槍跳躍

炎の槍で跳躍してくる技。跳躍後にステップすれば避けるのは容易い。

■剣乱舞(活性化時)

両手に炎の剣を纏い、反時計回りに移動しながら五回攻撃をする技。予備動作も大きく隙があるので攻撃したいが、ガードや回避しているとハンニバルと距離が開き過ぎ……ということがあるのが面倒くさいところ。
軌道としては初撃とラストがほぼ同じ位置に来る攻撃なので、最初の攻撃位置からラスト五回目を割り出し、ガード捕食をする隙がある。

■ファイアストーム(逆鱗破壊後)

逆鱗破壊後特有の、炎の嵐を巻き起こす攻撃。炎の移動速度もハンニバルのそれより早くなっているので注意。
予備動作・攻撃後動作が長い、攻撃軌道が読みやすいという点から、あえて早々に逆鱗破壊をしておく、というのも手かもしれないが、ハンニバルの足元でファイアストームをガードすると、スタミナを異常なまでに削られるので注意。

総括

ハンニバル神速種は、我々アクションゲーム音痴の雑魚ゴッドイーターからすれば、強い。特に「亡国の血戦」は、いかにいままで仲間に助けられてたかを実感させてくれるミッションだろう。だが、恐れることはない。しっかりと基本的な動きをし、相手を見て攻撃すれば、時間こそかかれど必ず攻略できる敵なのだから。
なお、コンセプトとして槍を使って倒す、ということなので銃は一切使ってない。(実はアルバレストでノーアイテムSSS+が出せるというのはナイショだ!)
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